転職を考えはじめたら

転職活動の流れと期間初めての人が進める7つの順番

公開 2026年10月17日文・はじめての転職ノート 編集部

この記事は、初めて転職を考えていて、転職活動がどんな流れで進むのか分からない20代の人に向けて書いています。何から始めればよいのか、どれくらいの期間がかかるのか、今の仕事を辞めてから動くべきなのかという悩みに答えます。全体の順番を先に知っておくと、今の自分がどこにいて、次に何をすればよいかが分かります。

転職活動の流れは7つの段階に分かれる

転職活動は、大きく次の7つの段階で進みます。

段階やることこの段階の成果
1. 自己分析辞めたい理由、できること、次に求める条件を書き出す転職の軸(優先する条件)
2. 情報収集業界や職種を調べる、転職サイトや転職エージェントを使う応募先の候補
3. 応募履歴書と職務経歴書を作り、応募する書類選考の結果
4. 面接企業ごとに準備し、面接を受ける選考の結果
5. 内定労働条件を確かめ、受けるかどうかを決める入社する会社と入社日
6. 退職今の職場に退職を伝え、引き継ぎをする退職日
7. 入社必要な書類をそろえ、新しい職場で働きはじめる新しい仕事のスタート

この順番は、多くの場合に当てはまる基本の形です。実際には、情報収集と応募を行き来したり、複数の会社の面接が同時に進んだりします。

自己分析と情報収集 - 転職の軸を先に決める

最初の2つの段階は、応募の前の準備です。ここを飛ばして応募を始めると、求人を見るたびに目移りし、面接で「なぜ転職するのか」「なぜこの会社なのか」を答えにくくなります。

自己分析でやること

  • 辞めたい理由を書き出し、今の職場で変えられること・変えられないことに分ける(仕事を辞めるか迷ったときの整理)
  • 今の仕事で担当してきた業務と、できるようになったことを書き出す
  • 次の職場で優先したい条件を3つ程度に絞る(仕事の内容、勤務時間、勤務地、給与など)

情報収集でやること

求人を探す方法には、自分で求人を探して応募する転職サイトと、担当者が求人を紹介する転職エージェントがあります。違いと使い分けは転職エージェントと転職サイトの違いにまとめています。

転職の軸は、応募先を選ぶときにも、面接で理由を話すときにも使います。最初に決めておくと、あとの段階が進めやすくなります。

応募から内定まで - 書類、面接、条件の確認

応募の段階では、履歴書と職務経歴書を用意します。職務経歴書は、これまでの業務と成果を、読み手に伝わる形でまとめる書類です。書き方は履歴書と職務経歴書の書き方で扱います。

書類選考を通ると面接に進みます。面接の回数は会社によって異なります。準備の仕方は面接の準備にまとめます。

内定が出たら、受ける前に労働条件を確かめます。仕事の内容、勤務地、勤務時間、給与、試用期間の有無など、書面で示された内容を読み、分からない点は入社前に質問します。内定を受けるかどうかは、自分で決めてかまいません。

退職と入社 - 内定のあとに退職を伝える

今の職場に退職を伝えるのは、一般的には内定が出て、入社日の見通しが立ってからです。先に退職を伝えてしまうと、転職先が決まらないまま退職日が近づくことがあります。

退職を伝えたあとは、業務の引き継ぎ、会社から借りている物の返却、受け取る書類の確認などを進めます。伝え方と手順は退職の伝え方と流れ、退職後の保険や年金の手続きは退職後の手続きで扱います。

在職中に転職活動を進める理由

初めての転職では、今の仕事を続けながら転職活動を進める方法を、選択肢の一つとして考えておくことをおすすめします。理由は次のとおりです。

  • 収入が途切れないため、生活費を気にして応募先を急いで決めることを避けやすい
  • 転職先が決まらなかった場合でも、今の職場に残るという選択ができる
  • 面接で、職務経歴に空白の期間ができた理由を説明する必要がない

一方で、在職中は時間が限られます。面接の日程を平日の夜や休日に調整できるか、有給休暇を使えるかなど、時間の確保が課題になります。

心や体の不調が強いときは、この限りではありません。転職活動より先に、休むことと医療機関や公的な相談窓口への相談を優先してください。相談先は仕事を辞めるか迷ったときの整理で紹介しています。

転職活動の期間は人によって違う

転職活動にかかる期間は、人によって大きく違います。このサイトでは、根拠を示せない「平均◯か月」のような数字は書きません。期間を左右するのは、たとえば次のような条件です。

  • 週にどれくらいの時間を転職活動に使えるか
  • 同じ職種への転職か、未経験の職種への転職か(未経験の場合は未経験の職種に応募するとき)
  • 応募する会社の数と、選考の進み方
  • 今の職場の退職の手続きと、引き継ぎにかかる時間

人と比べて「遅い」「早い」と考える必要はありません。応募の数を増やすことより、転職の軸に合う求人を選び、一社ずつ準備して臨むほうが、自分にとって納得できる結果につながりやすくなります。

期間を見通したいときは、「いつまでに入社したいか」から逆に考えると計画が立てやすくなります。退職を伝えてから実際に退職するまでの期間や引き継ぎの期間は、今の職場の就業規則や業務の状況で変わるため、早めに確かめておくと安心です。

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